開発エンジニア

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開発エンジニア AKIRA

Q:転職を考えられた理由は何だったのですか?

大きく2つあります。1つ目はナレッジが蓄積されにくかった点です。前職は独立系のSIerで、受託開発とクライアント先に常駐する開発の半々くらいでした。プロジェクトによって使用する開発言語や業務知識等も異なっていたため、プロジェクトが変わる度に得たスキルが使えず、毎回ナレッジがリセットされていました。蓄積したナレッジは新しいものづくりに活かしていきたいと考えていたため、それが実現できる環境を意識するようになりました。

2つ目はエンジニアの裁量と自由度があまりないと感じたためです。クライアント先に常駐している時は「このライブラリを使えばすごく簡単にできる処理なのに、会社が認めていないものだから、別の方法で新しく作らないといけない」とか、制約条件が厳しかったですね。そういう制約があると、自分が考えるベストな方法で作業ができませんでした。

また、改修に当たっては稟議を通さなければいけないのですが、その稟議を通す人がシステムに関係ない人が多く、そのために設計書を書き起こして説明しなければならないこともありました。

こういった管理業務などが増えてくるにつれて、自分が本当に目指したい「技術者としての成長」をより強く求めるようになったのが、転職を考えたきっかけの一つだと思います。

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Q:現在の仕事の概要を教えてください。

『Logstorage』という自社製品の開発チームに所属し、主にバックエンド側のエンジニアとして開発業務を行っています。Logstorageは統合ログ管理システムで、ログデータを収集し用途に合わせて利用することが出来るアプリケーションです。

バックエンド側はログを保存して検索することが主な機能ですが、それ以外にもログを利用するための様々な機能を有しています。特に、ログを溜めておくDBも一般的なサードパーティーのRDB(リレーショナルデータベース)のようなものではなく、自社で作成したフルスクラッチなDB(安全かつ圧縮率の高いデータを保存・復元するために、暗号化や圧縮等のアルゴリズムを用いて作成)のため、様々な変更に対応することができるところが強いと思います。

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開発業務はLogstorageに対する新機能の追加やバグ修正が主で、基本的に設計からUT(ユニットテスト)までを一人のエンジニアが担当します(大きい機能の場合は小さい機能に分割して他の人と協力して対応します)

その他の業務としては、サポートチームからエスカレーションされたユーザーからの問い合わせの調査を行うことがあります。ユーザー環境を直接確認できるわけではないため、動作ログ等から原因を推測しサポートチームの方と協力しながら、問題の解決を目指します。

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Q:入社してみて感じたインフォサイエンスの魅力はどんなところですか?

大きく3つあります。

1つ目はエンジニアとして日々、成長を感じられる点だと思います。Logstorageは10年以上にわたり出荷数No.1の製品であり、エンドユーザーには私がよく知っている会社や団体が名を連ねています。ログ管理という製品仕様上、「ただログを保存して検索出来ればいい」「処理が想定通りに動けばいい」というわけではなく、収集性能や検索性能を上げていけるように工夫する必要がありますし、今まではあまり意識してこなかった「性能」という要素を意識して実装する必要があります。1つの製品の機能追加・改修を繰り返していくことで、自身にナレッジを蓄積することができます。

2つ目はエンジニアの裁量が大きい点です。基本的に機能ごとに設計フェーズからエンジニアが担当するため、自分の考えている通りに開発を進められることが多く、作業がしやすいと感じています。開発スタイルもアジャイルなので、スピード感のある開発が可能です。また、エンジニアからの提案でも受け入れてもらいやすく、プロトタイプ等を作って有用性が示せれば、そのまま追加機能として採用されることもあります。

3つ目はエンジニアにとって働きやすい環境である点です。前職ではユーザーサポートもエンジニアが行っていたのですが、現在はユーザーからの問い合わせはサポートチームが1次対応していただいているため、ユーザー折衝に時間を取られずに開発業務に集中できます。あとは「基本的に定時内で仕事を終わらせる」というカルチャーが根づいているため、ムダな残業をせずに効率的に集中して仕事に取り組めるようになりました。

Q:社内の環境はどんな感じですか?

ワークスペースは広く、エンジニアが使用するマシンは高スペックなものです。大きなマルチディスプレイも与えられ、作業環境としては最高です。開発部隊ということもあり、基本的には静かですので、コーディング作業には集中できると思います。

また、周囲のメンバーは技術力が高く、かつコミュニケーション能力も高い人たちばかりなので、上司や部下等に関係なく専門用語を交えながら建設的なディスカッションができます。開発作業は1人で行うことが多いですが、周りのエンジニアやマネージャーから適宜、協力・フォローしてもらえるので、チャレンジを促す良い環境だと思っています。

あとは各人の作業進捗や課題等を共有するために週に2、3回程度チーム内で定例ミーティングも行っていますね。それ以外の時間は基本的に自由なので、各々のペースで開発作業を進めることができます。

Q:インフォサイエンスには、どんな人がフィットすると思いますか?

これは人によると思いますが、私自身は全部分かってしまう小さいシステムだと、新鮮味がないというか、面白くなくなっていくと思うんです。でもLogstorageは私が入社して2年経っても把握しきれていない機能もあるくらい、非常に大きなシステムです。「未知の領域を発見して色々なことを知る、好奇心や向上心の高い方」には魅力を感じる職場だと思いますね。

あとはエンジニアの裁量が大きいため、具体的な指示を受けて作業するよりは、自身で色々と考えてチャレンジしながら作業をしていくことができるので、そういった仕事の進め方をしたい方にはメリットだと感じるのではないでしょうか。

0からものを生み出していく自社開発は試行錯誤の連続ですが、チャレンジを重ねて成長し、達成感を得たい方にとっては最適な職場だと感じます。


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